メンズエステに一度足を踏み入れた男性なら、その魅力に引き込まれる感覚を体験したことがあるでしょう。実は、メンズエステは非常に高い中毒性を持つエンターテインメントなのです。
ある複数のメンズエステ店を経営するオーナーに伺ったところ、初めてメンズエステを利用した男性客のリピート率は驚異の90%を超えていると言います。そこには、一度体験しただけで何度も通いたくなる強烈な魅力が隠されているのです。
では、メンズエステが放つこの「謎の中毒性」の正体とは一体何なのか?その魅惑の秘密に迫ってみたいと思います。
何があるかわからないドキドキ感
まず大前提として、メンズエステは特別な性的サービスを提供する場所ではありません。しかし、実際に足を運ぶ男性客の多くは、セラピストに対して何らかの性的サービスを期待しているというのが現実です。ただ、その期待に応えてくれるセラピストと出会えるかどうかは運次第。時には期待外れの体験をすることもあれば、逆に予想を超える「大当たり」のセラピストと出会うこともあります。
この「当たり外れ」の要素が、まるでギャンブルのようなスリルを生み、男性客を興奮させ、中毒性を感じさせる要因になっているのかもしれません。
サービスはセラピストに委ねられることが多い
たとえば、キャバクラでは女の子と二人で楽しくお酒を飲むことがメインの楽しみ方であり、風俗では提供されるサービスがあらかじめお店で決められていて、基本的にそのサービスが男性客に提供されるというのが一般的です。
一方で、メンズエステは大前提としてリラクゼーションマッサージを提供する場所ですが、その先にある特別なサービスについては、女性セラピストの判断に委ねられていることが多いのです。
つまり、男性客はただ受け身で決められたサービスを待つのではなく、セラピストにとって「特別なお客様」になれるよう努力することで、さらに特別な追加サービスを受けられる可能性が生まれます。このため、男性客は必死になって良い客になろうとし、その結果として、より一層メンズエステの魅力に引き込まれていくのです。
どこまでならOKかの駆け引きを楽しむ
たとえば、施術中にセラピストが興味深いトークを繰り広げたり、何度もお店に足を運ぶことで自分の存在をアピールするなど、まるで意中の女性を口説くような駆け引きがメンズエステでは繰り広げられます。これは男性客とセラピストとの相性にもよりますが、限られた時間の中で気になるセラピストを「口説き落とす」ことを楽しむ男性客も多いのです。
セラピストの中には、最初から提供するサービスの内容を決めている人もいますが、男性客との相性次第でサービスの質を変えるセラピストもいます。そのため、施術中の駆け引きがうまくいけば、より濃厚なサービスを受けられることも実際にあり得ます。
メンズエステに何度も通うことで、セラピストの第一印象から「口説ける」タイプか、それともサービスに一線を引いているタイプかを見極めるスキルが身につきます。その上で、そのセラピストに合ったトークやアプローチを駆使することでより一層楽しめるようになる、まさに上級者のテクニックといえるでしょう。
仲良くなったら思わぬハプニングも・・・?
セラピストを楽しませるようなトークをしたり、何度も通って特別なお客様になることで、通常のマッサージよりも濃厚なサービスを受けられる可能性が出てきます。もちろん、すべてのセラピストがそのようなサービスを提供するわけではありませんが、そういったチャンスが存在するのも事実です。
風俗では、お客さんを選ぶことができないため、すべてのお客さんに均一なサービスが提供されますが、メンズエステではセラピストが自分でお客さんを選べるという点が大きな違いです。そのため、「自分がサービスする相手を選べるから」という理由でメンズエステで働くセラピストも多くいます。そういったセラピストと仲良くなれれば、非常にお得に楽しむことができる可能性があるのも、メンズエステの大きな魅力のひとつです。
セラピストの素人感が病みつきに
メンズエステで働くセラピストは、キャバ嬢のような擦れた女性ではなく、どこにでもいるような素人系の女性が多いのが特徴です。このようなセラピストの存在が好きで、メンズエステに通う人が少なくありません。特に、交際相手や結婚相手がいる男性にとっては、素人系の女性と話す機会は限られており、現実ではなかなか出会えない存在です。こうしたドキドキ感や背徳感が、さらにメンズエステの魅力を引き立て、中毒性を高めているのかもしれません。
昼職と兼業している女性が多い
メンズエステで働くセラピストの多くは、昼職と兼業で働いている女性が多いです。特に、以下のような職業と掛け持ちしているケースがよく見られます。
- OL
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日中は一般企業で事務職や営業職に従事し、夜間や休日にメンズエステで働いている女性が多い。
- エステティシャン
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本業は女性向けの美容エステとして働いており、そのマッサージ技術を利用してメンズエステでも副業として働く女性も多いです。
- 大学生・専門学生
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学業と両立しながら学費や生活費を稼ぐために働いている若いセラピストも少なくありません。
- 主婦(シングルマザー)
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家庭と仕事を両立させながら生活費を稼ぐ女性もいます。勤務時間は主に子供を保育園に預ける午前中から夕方頃になるケースが多いです。
お金を払えば会える美女とは一味違う楽しみ
綺麗な女性に会いたいと思えば、お金を払えばその願いは叶います。しかし、お金で会える女性というのは、普段から多くの男性を相手にしていることが多く、どこか素人の女性とは違った近寄り難さを感じさせるものです。
その点、メンズエステはまさに「どこにでもいる可愛い素人系の女の子」と二人きりで過ごせる、特別な場所と言えるでしょう。キャバクラや他の高級店で豪遊してきた経験を持つ男性たちが、メンズエステに足繁く通うのも、実はこの素人系の女性たちが持つ新鮮さを求めてのことかもしれません。メンズエステは、そうした男性にとって、非日常の中でリアルな女性との接点を持つ貴重な場として、中毒性を生み出しているのでしょう。
マッサージという名目で罪悪感を消せる
キャバクラや風俗とは違うメンズエステへ行く目的
たとえば、キャバクラに行ってきたと友人に話すと、どうしても下心があると思われがちです。しかし、「マッサージを受けてきた」と言えば、そのような下心を感じさせることはありません。これは、メンズエステがリラクゼーションマッサージという業態を持っているからこそできる巧妙なカモフラージュです。
メンズエステという業種は、その形態自体が「ただのマッサージ」という無害なイメージを持たせるため、男性が自分に対する罪悪感を消すことができるのです。これが、メンズエステに行く際の心理的な障壁を取り払ってくれる大きな要因となっており、結果として多くの男性がメンズエステを選ぶ理由の一つとなっています。